流行のダイエットを試してみたり、食事制限や運動をしてもなかなか効果を感じられなかったり、せっかく頑張ってダイエットを成功させてもすぐにリバウンドしてしまう…そういう経験はありませんか?
どれだけ頑張ってもダイエットに失敗してしまうという人は、無意識のうちに「太る習慣」が身についているかもしれません。
太る習慣、痩せる習慣を知ることはダイエットを成功させるカギです。
太りやすい人、痩せやすい人というのは無意識にしている習慣が大きく関わっています。
痩せ体質の人は、「痩せやすい習慣」を意識せずにしているため、ダイエットのために特別な努力をしなくても自然と体重管理ができている場合がほとんどです。
若い年齢の間に痩せやすい習慣を身に着けておくことはとても大切です。なぜなら、年齢を重ねることによって自然と代謝が落ちていきます。代謝機能が弱まることで太りやすくなり、脂肪を溜め込みやすくなってしまします。できるだけ早くから痩せる習慣を身に着けるのがオススメです。
痩せる習慣を身に着けることで、痩せ体質に変えていくことができます。つらいダイエットをしなくても、体質から変えていくことで自然と体重管理ができ、美しいスタイルを保てたらとても嬉しいですよね。
ちょっとしたポイントを抑えて、痩せ体質を手に入れましょう!
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体重を気にしすぎない
毎日同じ時間に体重計に乗り、体重をレコーディングしていくというダイエット方法がはやった時期もありますが、痩せている人は体重計にあまり乗らないそうです。
痩せている女性は数字ではなく、自分の感覚を重視しています。「ちょっと今日は体が重いかな」「スタイルが悪くなってきたかな」と、自分の体をしっかりとチェックして小さな変化を見逃さないようにしています。小さな変化にすぐに気がつけるので、ちょっとした食事制限を取り入れたり、普段より大目に運動をするなど、大掛かりなダイエットが必要になる前に動き出すことができます。
また、女性の体は生理の関係でホルモンバランスによって体重に変化が起きやすいです。生理前にはむくみやすくなり、一日で体重が1キロ変化することもあります。ホルモンバランスによって体重が変化してしまうので、数字にとらわれすぎず、自分の感覚を大切にしていくといいでしょう。
バランスのとれた食事をしっかりと食べる
ダイエットといえば食事制限というイメージがありますが、痩せる習慣をつけるために食事は3食食べることが大切。
食事を摂らなければ摂取カロリーが少なくなるので、体重の変化が現れやすいものです。しかし、ストイックすぎる食事制限は暴飲暴食をしてしまう可能性があり、リバウンドの原因になります。
摂取カロリーを気にする必要はありますが、無理な食事制限をするのではなく、低カロリーでありながら栄養バランスの取れた食事を3食しっかりと食べることが大切です。
食事をしっかり食べる習慣が身についたら、ステップアップして食事の内容を工夫しましょう。野菜中心の献立を考えたり、少しでも摂取カロリーを抑えるために食べる順番を変えたり…。同じ食事を食べる場合でも、食べ方によって摂取カロリーを抑えることができます。
摂取カロリーを抑える食事の順番
①野菜、きのこ、海草などの前菜
②肉や魚、大豆などのメイン料理
③ご飯、麺類、パンなどの主食
よく噛んでご飯を食べることも、満腹感を与えてくれるので食事の量を自然と減らすことができるのでオススメです。ちょっとした工夫がダイエットに繋がっていくので、痩せ習慣をどんどん身に着けていきましょう!
また、痩せ体質の人は朝食をしっかり食べて、夕食は軽めにしたり夕食を食べる時間を早めにするなどしているようです。
自分の体型を鏡で見る習慣をつける
痩せている人は体重計の数字よりも、自分のボディラインや体型に敏感です。鏡で自分の体型をこまめにチェックしているので体型の変化に気がつきやすいのです。痩せている人は無意識に鏡に映る自分の体型を確認し記憶しているので、すぐに対応することができます。
ハードな運動や食事制限などで急激にダイエットでも、体重を落とすことはできます。しかし、筋肉が不足しているとキレイなボディラインを作ることはできません。
鏡で自分の体を確認して、どの部分の筋肉が必要なのかを知り、対策をしていくことがダイエットに最適です。
自分の体に自信がなかったり、太ったという意識がある人はあまり鏡を見なくなる傾向があるそうです。太ってしまった自分の体型を見ることで自己嫌悪に陥ってしまったり、つらい気持ちになるのを避けるための自己防衛です。
しかし、今の自分の体型を受け止めて対策をしていくことはとても大切です。自信のない部分、自信を持てる部分を確認し、理想のボディラインを追求しつづける習慣をつけましょう!
湯船に浸かって体を温める
仕事やプライベートが忙しいと、湯船に浸からずシャワーだけで済ませてしまうこともあると思います。しかし、「シャワーだけで済ます」というのは太りやすい習慣です。
湯船に浸かることで得られる効果
・血流を促し体の冷えを防ぐ
・血行が良くなることで疲労回復につながる
・体温があがるので脂肪の燃焼を促す
・デトックス効果によって体内の毒素を排出する
このようにしっかりと湯船に浸かって体を温めることは体に嬉しい効果がたくさんありますそのため、痩せ体質の女性は必ず湯船に浸かる習慣をつけているそうです。
シャワーだけだと芯から体を温めることは難しいので、短い時間でも湯船に浸かりしっかりと体を温める習慣をつけていきましょう。
起床時に白湯を飲む
女性の憧れである女優やモデルも習慣にしていることで有名なのが「起きたらコップ一杯の白湯を飲む」という習慣です。
起きてすぐに白湯を飲むことで眠っている間に失われた水分を補給したり、胃腸の働きを活発にすることができます。
朝食を取る前に白湯を飲んで胃腸の働きを促進しておくことで、消化吸収がしっかりと行われ、朝の排便もスムーズにできるようになります。
また、白湯を飲むことで体の内側から温められ自然と体温が上がります。体温が上がると基礎代謝もあがるので脂肪の燃焼を促します。白湯を飲むだけで、運動をしなくても脂肪が燃焼してくれたら嬉しいですよね。
白湯はやかんで水から沸かし、適温まで冷ましたものが好ましいですが、お湯を沸かす時間がない場合には電子レンジやケトルで作っても問題ありません。
正しい姿勢を身に着ける
正しい姿勢を身に着けることは、痩せる習慣を作る上でとても重要なポイントです。
正しい姿勢を保つために、本来であれば腹筋や背筋などの筋力が必要です。しかし、姿勢が悪くなるとしっかりと使われるはずの筋肉が使われないため、筋肉が衰え脂肪がつきやすくなります。
普段の姿勢を気にするだけで筋肉が鍛えられ、ダイエットに繋がるので正しい姿勢を身に着けていきましょう。
正しい姿勢のとり方
・背筋をしっかり伸ばし、顎を引く
・目線はまっすぐ正面に向ける
・腹筋とお尻を引き締めるように軽く力を入れる
・真上から紐で吊られているような感覚を保つ
立っているときに正しい姿勢を維持するのはもちろんのこと、座っているときも背もたれを使わないようにすることも痩せる習慣になります。腹筋に力を入れて背筋をしっかり伸ばすように座ることを心がけましょう。
十分な睡眠を取る
十分な睡眠がとれないと太ってしまう確立があがると言われています。大人の理想の睡眠時間は1日に7時間と言われていますが、それよりも睡眠時間が下回る人は代謝が悪くなってしまうそうです。
また、夜更かしによって空腹を感じ、夜食を食べてしまったりお菓子を食べてしまったりと、ダイエットから遠ざかる可能性も…。
十分な睡眠時間と、質の良い睡眠を取ることは、成長ホルモンの分泌を促し、脂肪の燃焼効果を高めることが期待できるそうです。
質のよい睡眠を取る方法
・ブルーライトを浴びないように、寝る前の携帯やパソコンの使用を控える
・寝る直前の食事や飲酒はしない
・軽いストレッチで体をほぐす
女性の永遠の課題でもあるダイエットのハードルを少しでも下げるのが「痩せる習慣」です。
痩せている人は、無意識のうちに習慣としてこの痩せるための行動をしているため、ダイエットをしている意識がなく体型を維持できているのです。
つらいダイエットは卒業して、無意識でもダイエットをしている状態を維持できるようにしていきましょう!