早く治したい!!お肌がおこる理由と美肌維持法

肌の調子は、その日のテンションに影響を与えるほど女性にとっては重要なポイントです。ふと鏡に映った自分の肌がきれいだと思わず笑顔になってしまうほど嬉しいですよね。
いつもきれいな肌を維持するためのスキンケア方法や肌を美しく保つためのメイク方法、肌荒れが起きてしまう原因や予防について紹介します。

肌あれが起きてしまう原因

肌荒れが起きやすい時期というのは
・季節の変わり目など、急な気候の変化がある時
・体調がすぐれない時
・ストレスなどで心や体が疲れている時
です。肌荒れと言っても症状は人それぞれ違ってきます。肌の表面が乾燥することによる「粉ふき」や、吹き出物ができてしまう人、赤みや痛みとして現れてしまう人、かゆみが出る人と症状はさまざまです。

肌荒れの原因になるものは以下の物があります。

・紫外線

紫外線が肌に悪影響なのは有名です。紫外線を浴びるとシミの原因になるだけでなく、肌が本来持っているバリア機能の働きを低下させてしまいます。バリア機能が低下すると刺激に弱くなってしまい、肌荒れが起きやすくなります。紫外線対策は夏には欠かせないものですが、夏に限らず紫外線は降り注いでいるので、年中を通しての対策がオススメです。
また紫外線には種類があります。UV-AとUV-Bです。
UV-Aは「生活紫外線」と呼ばれ、ガラスを通り抜ける紫外線です。ガラスを通り抜けてしまうので、屋内だからと安心せずに、紫外線対策をするか窓際から離れて生活するようにしましょう。
UV-Bは「レジャー紫外線」と呼ばれ、肌に大きなダメージを与える紫外線です。肌が乾燥してしまうだけでなく、赤みや炎症など肌への負担が大きくなります。

・乾燥

肌の乾燥とは、肌の水分量が不足してしまったり、皮脂の分泌が少なくなってしまう状態です。夏はエアコンによるもの、冬は空気の乾燥によるものと常に乾燥の危険はが存在しています。

・バリア機能の低下

皮膚が健康な状態であれば、ちりやほこりなどの外的刺激から肌を守り、肌が健やかであるために必要な水分量を保つ働きがあります。

外的刺激から肌を守る役割をしているのは、肌表面の「角層(角質層)」です。健康な角層には天然の保湿因子である「NMF」が存在していて、細胞の中の水分を保つ働きをします。角層細胞と角層細胞の間は「細胞間脂質」という脂質によって隙間ができないようになっています。その上に「皮脂膜」と呼ばれる膜が肌の表面を覆うことによって、水分が蒸散してしまうのを防ぎます。

この
・天然保湿因子(NMF)
・細胞間脂質
・皮脂膜
の1つでも正常に機能しなくなると、肌のバランスが崩れバリア機能の低下に繋がり、外的刺激によって肌荒れが起きやすくなったり、肌の水分量が少なくなることで肌が乾燥してしまったりと、様々な肌荒れの原因になります。

また、昨今コロナウイルスの感染対策として外出の際はマスクをするのが当然になっています。このマスクによって肌荒れが引き起こされてしまいます。マスクを常用することで

・マスク内のが蒸れる
・湿度が上がりすぎることで雑菌が繁殖
・肌とマスクが擦れる

という影響があり、肌荒れが起こりやすくなるので注意が必要です。

・スキンケアが肌に合っていない

スキンケアの基本ともいえるのが「洗顔」です。正しい方法で洗顔をすることで、肌への刺激を少なくし、優しく汚れを落とすことができます。

汚れを落とそうとするあまりに、ゴシゴシ肌を擦ってしまったり、洗顔に時間をかけすぎてしまうと、肌を傷めてしまったりバリア機能を低下させてしまうこともあるので「やさしく、短時間で仕上げる」ことを意識しましょう。

また、化粧水のつけ方にもポイントがあります。化粧水や乳液は肌に押し込むようなイメージで肌に馴染ませていくのがオススメです。肌の奥まで浸透させたいと思うあまり、強くパッティングするのは厳禁です。叩くのではなく、押し込むイメージでスキンケアをしてみましょう。肌の吸い付きが違ってくるので嬉しくなりますよ。

・不規則な生活

仕事をしていると生活が不規則になりがちですが、不規則な生活は肌荒れの原因になります。また、ダイエットを意識しすぎるあまり栄養が不足したり、偏った食事を続けることでも肌トラブルが起きます。規則正しい生活をし、しっかりと栄養を摂ることで、健康な肌細胞が作られ、肌が本来もつバリア機能が働き肌荒れを防ぐことができるようになります。

・内臓に不調がある

肌荒れは外的刺激が原因になることもありますが、体の内側である内臓の不調が原因になることもあります。特に肌荒れに繋がりやすいのが便秘です。便秘になると、本来体の外に排出されるはずの有害物質が体内に留まることになります。その有害物質が血液に乗って肌表面に蓄積され、正常なターンオーバーができなくなると言われています。
更に血液に乗った有害物質によってニキビや吹き出物ができてしまったり、なめらかな肌が維持できなくなるなど、腸内環境によって肌の健康は大きく左右されることもあります。

・月経周期によるもの

女性は、排卵から月経前までは女性ホルモンである「黄体ホルモン(プロゲステロン)」が分泌されています。黄体ホルモンが分泌されることで皮脂に分泌量も増えるので、毛穴の詰まりが置きやすくなります。皮脂が詰まることでニキビができやすくなったり、吹き出物ができるなど、月経の周期によって肌荒れが起きやすくなる時期があります。

・活性酸素が過剰に作られる

活性酸素は、体の働きを維持するために必要なものですが、過剰に作られることで、害を及ぼすものでもあります。活性酸素が過剰に作られると、シミやニキビ、炎症を起こしてしまいます。
活性酸素は紫外線を浴びすぎたり、ストレスが溜まりすぎると過剰に生産されてしまいます。ですので、紫外線対策をしたり適度にストレスを発散することを心がけるようにしましょう。

肌荒れを治す方法とは

正しい洗顔やスキンケアによって、肌荒れの予防をすることは可能です。しかし、すでに起きてしまった肌荒れはどのように治していけばいいのでしょうか。
すでに起きてしまった肌荒れの対処方法、肌荒れを起こさないような予防方法などを紹介します。

・正しい洗顔、クレンジングの方法を知る

毎日行う洗顔やクレンジングは、スキンケアの基本です。正しく洗顔やクレンジングをすることで、肌への負担を減らしながらしっかりと汚れを落とすことができるようになります。

・正しい洗顔方法

①石鹸や洗顔料をしっかりと泡立てたくさんの泡を作る
②作った泡で肌を包み込むように洗う
③ぬるめのお湯で泡が残らないようにしっかり流す
④清潔なタオルで押さえるように水分を拭き取る

指や手で洗うのではなく、泡で洗うことが洗顔のポイントです。泡に汚れを吸着させるイメージで肌の上を転がすようにしてみましょう。

・正しいクレンジング方法

①適量を顔全体に伸ばす
②指の腹でくるくると回すようにしながらクレンジングとメイクをなじませる
③なじませたらすぐにクレンジングを洗い流す

クレンジング料は使用量が少ないとなじませる時に摩擦が起き肌に刺激を与えてしまうので、適量を使うようにしましょう。また、メイクとなじませる時も力を入れすぎず優しく馴染ませることが大切です。強い力で擦ると肌へ負担をかけてしまいます。
落としづらいマスカラや口紅はクレンジングの前にリムーバーなどで予洗いしておくことで、短時間でクレンジングができるようになるのでオススメです。

・正しい生活習慣を身に着ける

健康な肌を維持するためには、規則正しい生活をすることも大切です。睡眠不足や食生活の乱れは肌へのダメージに繋がるので、正しい生活習慣を心がけましょう。

・睡眠時間を確保する

睡眠は体の疲れを取るだけでなく、肌の再生にも大きく関わります。肌のターンオーバーは眠っている間に行われるため、睡眠時間が不足すると肌がきちんと生まれ変われなくなってしまいます。

また質の良い睡眠を取ることも大切です。ただ眠るだけでなく、質の良い睡眠をとることで成長ホルモンが分泌され肌の細胞が修復されます。

質のよい睡眠を取るためのポイント

・毎日同じ時間に起き、しっかりと朝食を摂る
・眠る前の飲酒、喫煙を避ける
・ブルーライトを発する携帯も眠る前には使わない
・寝る時間の1時間から2時間前に入浴を済ませる

・バランスのとれた食事をする

食事による栄養は健康な肌を維持するためにとても大切。
肌や体をつくるたんぱく質、美しい肌のために欠かせないビタミンやニキビの原因になる便秘を防ぐための食物繊維など、必要な栄養素をバランスよく食事から摂れるようにしましょう。

特に肌に必要なのはビタミンCです。

ビタミンCはレモン、キウイ、柑橘系の果物、ピーマンやブロッコリーに含まれます。またβカロテンも肌の細胞や粘膜を保護する働きがあるので積極的に摂取したい栄養素です。更に細胞の老化に繋がる活性酸素から体を守る作用もあります。βカロテンはにんじんやモロヘイヤ、ほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれます。

ビタミンB1、B2、ビタミンEが不足すると皮脂の分泌のバランスが崩れニキビの原因になります。ニキビができてしまった時にはビタミンB1,B2、ビタミンEを含む食材を食事に取り入れてみましょう。

ビタミンB1は豚肉や玄米、豆類に多く含まれ、ビタミンB2はレバー、卵、乳製品に多く含まれます。またビタミンEはアーモンド、小麦胚芽、ひまわり油などに多く含まれます。

化粧水や乳液の役割と使い時を知ろう

・化粧水

潤いが不足した肌に水分を与え、肌を柔らかくする働きがあります。肌が滑らかになることで、乳液などの肌なじみがよくなります。

・乳液

化粧水でプラスされた潤いを、乳液に含まれる油分によって閉じ込めます。乳液に含まれる油分によって乾燥を防ぎます。

肌の健康を守るために化粧水と乳液はどちらも欠かすことができません。使用感が嫌いだからと、どちらかのスキンケア用品を使うだけでは健やかな肌は望めないので、使い心地のよいケア用品を探してみましょう。

また、化粧水や乳液を使っても乾燥が気になる場合にはコットンパックがおすすめです。コットンを半分に裂いて化粧水をしみこませたものを肌に貼ることで肌にしっかりと水分を与えることができます。また、市販のフェイスマスクなども簡単にケアができるので使ってみてはいかがですか。

ニキビや吹き出物などの肌荒れが気になる人は「ノンコメドジェニックテスト済み」または「ニキビのもとになりにくい処方」と記載のあるスキンケア用品がオススメです。この記載のあるものはニキビの元であるコメドができにくいとが証明されているのでオススメです。

・肌荒れしている時のオススメメイク

ファンデーションをしっかり塗りこんで肌荒れを隠そうとしたことはありませんか?あまりにも肌荒れがひどいと、お化粧をしていいのかどうかすら悩んでしまうこともありますよね。

肌荒れをしている状態というのは肌のバリア機能が弱くなっていて、紫外線や乾燥、ホコリなどの外的刺激に敏感になっている状態です。少しでも肌の負担を少なくするために、普段使いの化粧品ではなく肌荒れのケアができるものや、ニキビや肌荒れを予防する効果のある肌に優しい化粧品を使うようにするといいでしょう。

・マスクが引き起こす肌荒れにも気をつけて

外出する際に手放せなくなった新常識のマスク。このマスクによって引き起こされる肌荒れがあるのはご存知ですか?
マスクをつけっぱなしで過ごすことで、肌とマスクが擦れて肌へ刺激になってしまうことがあります。また、マスクの付け外しによって急激に温度や湿度が変化することで肌の保湿機能が十分に働かなくなり肌荒れを引き起こす原因になります。

肌荒れの原因がマスクかも?と感じた場合には肌に刺激の少ない構造になっているマスクを選んで、少しでも肌への負担を減らすようにしましょう。

普段のスキンケアを見直し、正しいケア方法を知ることで肌を健康に美しく保つことができます。外側からケアをしながら、生活習慣などを見直し内側からもアプローチしていくことが美肌を育てるために大切です。

運営者情報

管理者:運営事務局 佐々木

普段は会社員として働いている30代女性。

生活に役立つ情報や私が気になった商品やサービスについて、ご紹介していきます。主婦でもあるので主婦目線の情報多め。

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