「毎日お通じがあるに…」便秘の改善方法

女性の天敵と言えばやはり便秘!

便秘になることにより「お通じが無い」「お腹がぽっこりする」「お腹に緊張がある」「肌荒れが出る」などの症状が出てしまいます。
今回はそんな便秘の改善方法を専門家にお聞きしてきました。

なぜ便秘が起こる?

まず、どのような状態が「便秘」なのでしょうか?
食べ物が口から入ると72時間かけて胃で消化され腸で栄養分を吸収し排泄されます。毎日お通じがあってもコロコロとした便がでるだけで爽快感が無い、残便感が残る、部膨満感がひどい場合は便秘です。
逆に、数日おきにでも太くしっかりとした便が出ていれば、便秘とは言いません。

次に便秘が起きる原因を見ていきましょう。

・弛緩性便秘

腸のぜんどう運動が落ちて便がうまく運ばれない場合に起こります。

・直腸性便秘

トイレに行けない状態(仕事中・移動中・トイレに行くのが恥ずかしい)により便意の我慢を繰り返すことによって起こります。

・痙攣性便秘

ストレスにより腸が痙攣してしまい便秘と下痢を繰り返してしまいます。ぜんどう運動が弱くなることが原因です。

・器質性便秘

「大腸がん」「子宮筋腫」「卵巣嚢腫」のような別の疾患から引き起こされます。

上記以外にも女性の場合、月経の周期にも大きく影響されます。特に黄体期(排卵から月経まで)はホルモンのバランスにより腸のぜんどう運動が弱くなります。
更に水分や脂肪を体内に溜めこみやすい時期になります。水分が足りない状態になると、便が固くなってしまい便秘になりやすくなります。
女性の場合、月経の周期にも注意してください。

また、最近では無理なダイエットや食事制限により腸のぜんどう運動が弱くなり便秘になるパターンや、せっかく便意があるのに職場などで「恥ずかしくてトイレに行けない」「仕事の都合でトイレに行けない」その様な理由で便意を我慢してしまい便秘を引き起こしてしまうパターンもあります。
その他にも便秘に対する過度な不安感で下剤を服用しぜんどう運動が乱れてしまい便秘を更に悪化させてしまう女性も多いです。

便秘を改善する生活習慣

◯起きたら水を飲む

まず起床後にコップ一杯で良いので水を摂取しましょう。起床後の体内は眠った状態になっているので、水を飲むことにより刺激を与え、腸を目覚めさせぜんどう運動を促す事ができます。水分によって便を柔らかくし、便秘解消の効果が期待できます。

◯朝食をしっかり食べる

朝食をとることにより、便意の発生に必要な腸のぜんどう運動が始まります。更に、食物繊維が豊富な食材を選ぶことにより、腸内細菌を活発にさせる事ができます。
「玄米」「雑穀」「胚芽パン」「シリアル」「胚芽パン」「シリアル」「海藻」などが体表的です。また、発酵食品を食べることにより腸内の善玉菌を増やす事もできます。「ヨーグルト」「キムチ」「ピクルス」「麹」などが代表てきですが、それらを組み合わせ栄養バランスの取れた朝食を摂ってください。

◯朝の時間をしっかりとる

忙しい生活を送っているかたは多いとは思いますが、朝は便意が起こりやすい時間になります。直腸性便秘の場合、せっかく便意があってもトイレにゆっくり行ける時間が確保できないケースが多いです。
朝の時間に余裕を持った生活を心がける事で、便意に対して対応出来るようにして我慢をしないようにください。

◯定期的に運動する

定期的に運動を心掛けましょう。運動をすることによって腸のぜんどう運動が活発になります。
下半身をよく使う「ウォーキング」「深呼吸をするヨガ」が、効果があると言われております。

◯半身浴をする

半身浴をすることで身体や腸の緊張をほぐし通常の動きが出来るように促します。
さらに39~40度前後のぬるめのお湯に浸かることによって腸の動きが良くなるともいわれております。

どれも簡単な方法しかないので出来る事から心がけるようにしてください。
無理な生活改善はストレスを引き起こしてしまう危険性があるので無理なく実践できる範囲から実践してみてください。

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管理者:運営事務局 佐々木

普段は会社員として働いている30代女性。

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